2月 恋のお茶菓子「CAPIME-coffeeのkoinosato」

キャラメルの包み紙のようなパラフィン紙をそっと開くと、
うすーい砂糖のようなものでコーティングされた羊羹が!
まるで洋菓子のようなスタイルが斬新。

数年前の夏、器を買いに、萩の大屋窯へ行った際に
友人に紹介していただいた「CAPIME-coffee」。
丁寧に焙煎された深煎りのコーヒーと一緒に出てきたのが、この羊羹。

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初めて口にしたとき、外側のさくっとした食感と
柔らかく口溶けのよい中身とのハーモニーに感動の嵐。
しかも、あくまでもコーヒーが主役ですから! 
といわんばかりに、コーヒーの味を引き立てる適度な甘さ加減。
その味の様子は、まるで理想の夫婦像!
ブラックコーヒーはちょっと、という人にも、
ぜひ羊羹をちびちびかじりながら、コーヒーを飲み進めて、
コーヒーが持つ深い味わいを体感していただきたいものです。

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どんな器にも合いやすいので、お客さんがきたときだけでなく、自分だけのお茶時間にも。フォーク要らずでカジュアルに食べられるのも魅力のひとつ。
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高級感のあるパッケージだから、贈り物として、男女問わず喜ばれそう! 微妙に色が違う2種のパラフィン紙で包まれていて、センスのよさが感じられます。食べ終わった後も活用できる、丈夫な箱。

実はこの羊羹、津和野の老舗和菓子屋『三松堂』にて、
秘伝の製法で作られている『鯉の里』。
香り高い岡山の備中産赤小豆と砂糖と寒天のみで作られるその上品な味は、
地元で長年愛されていて、CAPIME-coffeeさんもその味に惚れ込み、
特別にコラボさせてもらうことになったそう。
その結果、コーヒーに添える角砂糖をイメージしたキューブ型にして、
贈り物として映えるパッケージを作成。
『三松堂』の職人さんが、羊羹をひとつひとつ手で包んでいき、
『koinosato』が完成!
いまや、こまめにサイトをチェックしていても、
入荷と同時にすぐ売り切れるほど大人気に。
その秘密は、職人さんと『CAPIME-coffee』さん両者の
物作りへの丁寧な気持ちが伝わってくるからに他ならないはず。

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もうすぐバレンタイン。
コーヒー好きなカレに、珈琲豆と『koinosato』をプレゼントする、
というのも、なかなかオツかもしれませんね!
(2/4の再入荷のタイミングなら間に合いますよ!)

CAPIME-coffee  http://capime-coffee.com/
koinosato http://capime-coffee.com/?pid=20927958cappin02
セレクト・文 カワバタヒサコ
写真 松永千晶

エディターカワバタヒサコ
某女性誌の編集をしています。おいしいものとお酒さえあれば、だいたい満足。 最近は、シャルキュトリーにはまっています。芦屋にある『メツゲライクスダ』のイートインで食べたホットドッグは衝撃的なおいしさでした!

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