12月 夜のお茶菓子 「LONG TRACK FOODS」のBROWNIE

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デザートよりも、もう一杯のお酒。
チョコレートケーキよりもショートケーキ。
ブラウニーよりも、ビーントゥーバーのタプレットチョコ。
どちらか選んで、って言われたら、これまでこう答えてました。
でも先日、それを覆すようなブラウニーに出合ってしまったのです。

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瀬戸本業窯のタイルを器代わりに。アメリカでは、12月8日は「US National Bownie Day」とされているそう!

実はこれまで、鎌倉にある『LONG TRACK FOODS』に行くと
買うものといえば、びん詰めプロジェクトのアイテム、
おいしそうなケーキ類は眺めているだけでした。
でも、このこんもりと盛り上がったビジュアルからは、
おいしそう、というイメージしか!

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早速、ナイフを入れてみると、”サクサクのちしっとり”が、
手からも伝わってきて、期待しか膨らまない!
ブラウニー特有の“チョコのまったり感”や“甘すぎるとどうしようかしら?”
そんな不安を一気に吹き飛ばしてくれる、最高に大人のブラウニー。
甘さは控えめ、でもチョコ感はたっぷり。
しっとりとしている生地の中に、断面美的に点在している
くるみのコリコリとした食感もたまらない!

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と、ここで、ブラウニーの発祥について調べてみると、諸説あるそうで。
個人的には、スコットランドや北部イングランドに住んでいるという
妖精・ブラウニーにちなんだ説が気になりつつも、
“1893年にシカゴ万博の際に、シカゴのパルマーハウスのホテルのシェフが、
女性のために気軽に手で食べられる新しいデザートとして作ったのがはじまり”というのが一般的な説のよう。
濃厚なブラウニーを一口大に切って、赤ワインとともにいただけば、
気軽に贅沢な時間へと生まれ変わるもの。
いまどきの働く女性たちならではのブラウニーのたしなみに
なるのではないでしょうか?

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賞味期限が製造日から10日なので、ちょっとずつ時間をかけて食べきれるのも嬉しい! 360g、1620円(税込み)。

『LONG TRACK FOODS』
http://longtrackfoods.com

エディターカワバタヒサコ
某女性誌の編集をしています。おいしいものとお酒さえあれば、だいたい満足。最近のヒット肉、ではなく、ヒット定食は千葉の『さすけ食堂』のさすけ定食。アジフライ、アジのお刺身の身のぷりぷり感&ぶ厚さに大感動! 

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