4月 お花見のお茶菓子 「高岡ラムネ 花尽くし」

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ニッポン列島の桜の開花も気づけば北上して、
そろそろ東京近郊では散りゆく桜に感傷モード、なんて人も多いはず。
春の訪れは、梅の開花ではじまり、満開の桜へ。
古より、花を愛でる文化は脈々と引き継がれています。

そんな季節の訪れを目と舌で感じることができるのが、
「高岡ラムネ 花尽くし」。
まるで落雁のように見える小さな四季の花の数々。
ピンク色をしたその花は、桜、梅、紫陽花、朝顔、撫子、桔梗、
菖蒲、牡丹、楓、菊の10種類。
直径1cmほどの繊細な美しい花の型、実はこれ、
創業170余年の大野屋が使ってきた和菓子の木型で作ったものなんだそう。

ramune03器がまるでキャンパスのよう。それぞれの”花”について、もっと知りたくなる。そんな知的好奇心をもくすぐるラムネです。細かいところをよーく見ると、
花びらのしわや葉脈が克明に刻まれていることに驚き!
花をじっくり愛でる文化が生んだ素晴らしい職人仕事に、
心から拍手を贈りたいほど。
お気に入りの器にひとつ、ふたつ、みっつ…と並べていくと、
小さなお花見の世界が完成。
ひとつひとつが絵になる美しさに感動するはず!

ramune02まるで唐紙のような、美しいブルーにピンクの花が咲き誇るパッケージ。季節のご挨拶にもぴったり。食べるのがもったいないと思いつつも、口に運ぶと、
懐かしいいちご味がぽわんとやさしく広がります。
甘過ぎないから、意外と花見酒との相性も良さそう!
なんて思ったら、その秘密を発見。
なんと原料に富山県産コシヒカリの米粉を使っているそうで、
日本酒のおつまみにぴったり(!?)なのも納得!

四季折々の花を、愛でて、味わう。
都会にいると、忘れがちな日本の四季を再認識するきっかけにしてみては?

大野屋
http://www.ohno-ya.jp

エディターカワバタヒサコ
某女性誌の編集をしています。おいしいものとお酒さえあれば、だいたい満足。 最近は、シャルキュトリーにはまっています。恵比寿の『ユーゴ•デノワイエ』のカツサンドが最近のヒット肉。肉厚感がハンパなかったです。

つかったもの

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